鹿嶋市にある鹿島神宮は、ご祭神に「武甕槌大神(タケミカヅチノオオカミ)」を祀る、全国約600ある鹿島神社の総本宮です。古文書では神武天皇元年(紀元前660年)の創建と伝えられています。近代まで「神宮」と呼ばれていたのは、伊勢神宮、香取神宮、そして鹿島神宮の三社のみで、由緒と歴史の長さでは別格の存在として知られています。
そんな鹿島神宮の参道から大鳥居をを見るとこんな感じ。
いかにもすごそうな佇まいですね。
大鳥居を進んでいくとまず見えるのが楼門です。
さっそく出ましたすごいところ!!
この楼門は、日本三大楼門の一つに数えられ、高さ約13m、重要文化財に指定されています。
寛永11年(1634)、水戸徳川初代藩主の頼房卿により奉納されたそうです。
楼門を過ぎるとすぐ見えるのがこちらの景色
社殿です。
本殿・石の間・幣殿・拝殿の4棟からなる社殿は、元和5年(1619)、徳川2代将軍の秀忠公が寄進したもので、重要文化財に指定されています。本殿は参道から見て一番奥にある三間社流造の建物で、御祭神の武甕槌大神をお祀りしているそうです。
なんだか歴史とパワーを感じますね!!
また、拝殿は手前に見える建物で、正式参拝や結婚式の際には上がることもできるそうです。
まだまだおわりません。
今度は社殿の先の奥参道へ行きましょう。
奥宮に向かって300m程伸びる奥参道は巨木に覆われ雰囲気を醸し出していますね。
太陽の具合によてはこうなります!
何とも神々しいですね!
道中にはさざれ石や鹿園、熱田社など見所がたくさんあります。
そしてその奥参道の先には奥宮が現れます。
現在の社殿は、慶長10年(1605)に徳川家康が関ヶ原戦勝の御礼に現在の本殿の位置に本宮として奉納したものを、その14年後に新たな社殿を建てるにあたりこの位置に遷してきたものだそうです。
奥参道を通ってきたせいか、社殿よりもより雰囲気がありパワーを感じる気がします。
この奥宮の先には要石や御手洗池があります。
見どころ満載でかなりパワーを感じる鹿島神宮。東京ドーム15個分の敷地面積があるそうなので、見どころを全部回ろうと思ったら結構時間がかかると思います。
僕の体感だと、おそらく全部回るなら1時間半~2時間くらいは見た方が良いと思います。
途中売店もありますが敷地が広いので、飲み物は持参してゆっくり参拝してみてください。
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鹿島神宮
住所:茨城県鹿嶋市宮中 2306-1
ホームページ:http://kashimajingu.jp/